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ONE LOVE's mesasge  松江香史子

ONE LOVEへのメッセージ

松江香史子

ONE LOVE PROJECT

アメリカでの犬暮らしを経験したことをきっかけにドッグマッサージを学び、"犬のホリスティックケア"を広めている松江香史子さん。今では130名以上の卒業生を輩出するスクールの経営を行う傍ら、一般の飼い主さんにも自らのテクニックを雑誌、DVDなどを通じて伝えておられます。今回はご自身が雑種犬を飼うに至った経緯や、『犬が犬らしく』暮らすための熱い想いを語っていただきました。

『ONE LOVE』はみんなが持つべき「愛犬家精神」や「愛情」。
1つの愛情が、1つのマナーを生み、1つの共存を生む。


これが『ONE LOVE』の想いです。年間、約10万頭ものイヌが保健所で殺処分されている現代日本。そこで「ONE LOVE」では、プロジェクト第1弾として、「イヌ・ステ・ゼロ」運動をスタートしています。そしてこれからも、単なるペットブームに乗るのではなく、成熟した「イヌとの暮らし」を実現するための情報発信とDonation(寄付活動)を行っていきます。


ONE BRAND(以下、O.B.) 松江さんの肩書き「ドッグホリスティックケアアドバイザー」について教えてください。

松江 犬の健康やしつけの状態を良く保つにはホリスティック、全体が関わってきますので、生活全体を飼い主さんがきちんと見てあげましょうと提案しています。具体的には獣医さんやドッグトレーナーのお世話になる前に、バランス・ドッグマッサージやバッチフラワーレメディ、ハーブなどを使ったケアの仕方をアドバイスしています。

O.B. なるほど、犬の心身のコンディションをより良くということですね。

松江 今、私が取り組んでいるバランス・ドッグマッサージというのは、犬の心と身体のバランスを保つという意味もあるんですが、飼い主と犬との関係のバランスを良い状態に整えましょうという想いも込められているんです。普通、犬にマッサージしましょうという飼い主さんは『カワイイ〜』って思いながらしがちですが、それだと良いマッサージは出来ないんですよ。感情が前面に出てしまっては、犬の身体は温かいか冷たいか、呼吸は深いか浅いかなんて考えられませんよね、そういうことを感じるためには、頭は冷静でないといけませんから。自分の手で愛犬の変化が分かるようになるくらいが、ちょうど良い犬との距離感、バランスかなと思っています。

O.B. 互いに心地よい距離感を保つということは、対人間でも、対犬についても重要だと思います。

松江 犬との関係性で言うと、私は犬のことをパートナーと表現するのは好きではないんです。パートナーとは対等な立場を意味します。一緒に仕事をしている犬ならばパートナーと言えますが、家族として暮らす犬は違いますよね。私はガーディアン(保護者)という言葉を提唱しています。犬が人と一緒に暮らすようになったのは、人に守って貰いたいからです。それに加えて快適な環境を提供してくれるとか。いい意味で人が犬よりも上に立って保護してあげる、そういう関係が、バランスのとれた関係なんじゃないかなと思っています。バランス・ドッグマッサージを通してそういう関係性についても伝えられればと思っています。

O.B. 松江さんと愛犬のトニー君との暮らしについても伺いたいのですが、その出会いは?

松江 ちょうど私が区役所で入籍届けを出している最中に、友人から捨て犬の情報が送られてきたんです。郷里の友人のお姉さんがこの子を発見して、「香史子さんはこういうタイプの犬が好きよね?」って。新生活を始めようというタイミングだったので、これは運命だと(笑)。私の手元に来たのは3ヶ月くらいの時で、一緒に暮らしはじめて3年になりました。あとトニーに決めた理由は雑種だったからなんです。アメリカで先住犬を亡くした後、次は必ず雑種を飼おうと考えていたので。ここ数年で変わってきているとは思うのですが、日本だと雑種は純血種より大切にされていないようなイメージがあるますよね。でも私がアメリカでは表情豊かで美しい雑種が沢山いるんです。だから私は日本で雑種を飼って「この犬種なんですか?カワイイですね」と言われるようになりたいとずっと考えていたんです。そうすれば『だから雑種を飼おうよ!』って言えると思ったので。だから「いい犬ね」とか「綺麗な犬ね」と褒めて貰った時には、ミックスと曖昧にせずにあえて『雑種です!』と言っています。これも地道な啓蒙活動かなと思いながら。

O.B. なるほど。ONE LOVEが広めたい「引き取る」という選択肢にも繋がります。ありがとうございます。

松江 雑種は、見た目である程度推測できるとはいえ、どう育つか分かりません。純血種はその歴史から性格、大きさまで見当が付きますけれど。だから私としては、1頭目は自分のライフスタイルに合った犬種を飼って、犬を知った上で飼う自信がついたら、ぜひ二頭目は雑種をとお勧めしたいですね。

O.B. なるほど、犬と暮らした経験があって、そういう犬の変化に対応できる飼い主さんじゃないと、思っていたのと違ったという新たなミスマッチになってしまいますものね。

松江 雑種って成長につれていろんな性格が出てくるんですよ。そういう新たな発見を楽しめるのが本当の犬好きじゃないかなぁと私は思います。あと純血種を選ぶ時には、日本の気候にマッチした犬種か、住環境に合った犬種かどうか、本当に犬好きなら考えて欲しいですね。犬図鑑で見た興味ある犬種を飼いたいという気持ちは分かるんですけれどね・・・。

O.B. 他にも犬を飼う上で心得ておいた方が良いことがあれば教えて下さい。

松江 『犬は犬らしくいたい』ということを知っておくと良いと思います。どんなにカワイイ小型犬でも犬としての誇りもあるし、走りたいし、吼えたいし、掘りたいんですよ。

O.B. なるほど。小型犬だからといって可愛がり方を間違ってしまうと・・・ということですね?

松江 例えば、チワワだってマッチョな犬なんですよ。私も小型犬と暮らしていたらカラーをしたり、エクステ付けて楽しみたいと思うけれど、身体はマッチョで走り回っているみたいな感じがいいなぁ〜って思います。そういう犬が私は好きだし、犬もそうなりたいと思っているんじゃないかな。そうなると性格もおおらかになってきますしね。

O.B. 健全な肉体には、健全な精神が宿るということですね。

松江 まさに。それで、健全な飼い主さんの元には、健全な犬が育つ!ということです。

O.B. 犬が犬らしくというのは、その犬種が犬種の特性を発揮した状態で暮らさせてあげる、と言い換えられますね。では最期にメッセージをお願いします。

松江 私の活動も最終的には、殺処分される犬を減らすことに繋がればと思っているんです。例えば捨てられたり、虐待されたことで心にトラウマを抱えてしまった犬でも、バランス・ドッグマッサージやバッチフラワーレメディを施すことで、家庭でおだやかに暮らせるようリハビリ出来るんですよ。アメリカのシェルターでボランティアをした経験も活かして、人間と犬のベストな関係性を築くためにもホリスティックケアを広げていきたいと思っています。

松江香史子(まつえ・よしこ)
癒されたいわんこたち株式会社ドッグリレーション代表。日本ドッグホリスティックケア協会理事長。アメリカでドッグマッサージやTタッチをを習得し、日本におけるドッグマッサージの第一人者として、多くの犬と飼い主の心と体を"やわらかく"すべく活動している。

DVD『癒されたいわんこたち』
たちまちおりこうになる編・みるみる若返る編
ポニーキャニオンより発売中


『株式会社ドッグリレーション』
http://www.dogrelation.com/


オフィシャルブログ『松江香史子のわんとニッコリ日記』
http://ameblo.jp/dogrelation/