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ONE LOVE's mesasge  橋本志穂

ONE LOVEへのメッセージ

橋本志穂

ONE LOVE PROJECT

コワンとヌーイという一風変わった名前のウェルシュコーギー・ペンブローク2頭をこよなく愛す橋本志穂さん。幼いころから捨て犬などを拾ってきては色々な犬たちと暮らしてきたご経験、コワンちゃんの出産に立ち合われたご経験から、犬との暮らしに必要な心構えを語ってくださいました。

人と犬の明るい未来を作るプロジェクト ONE LOVE

日本では年間に53,268頭もの犬が殺処分されているという実態があります。(平成22年度 環境省発表)この現状に対して1頭でも多くの犬たちの命を救うために、動物保護団体への寄付や飼い主さんへの啓発、保護犬文化向上のための支援に取り組んでいます。
1人ひとりの小さな“ONE LOVE”を集めて大きな力にするために、私たちに出来ることから始めませんか。


ONE BRAND(以下、O.B.) 橋本さんはたくさんの犬を飼われてきたんですよね。

橋本 産まれたときから、ずーっとですね。家には祖母が飼っていた色々な犬がいたので、子供のころから気がつけば側に犬がいました。でも犬って拾っていませんでした?今は野良犬ってほぼいないですけど当時はあっちこっちにいましたもんね。だからお金を出して「買う」ものではないと思っていたんです。「拾う」か「貰う」のどちらかだと思っていました。



O.B. 橋本さんご自身が責任を持って犬を飼われたのは何歳のころだったんですか?

橋本 私が6歳位のときに妹が産まれたんですが、そのとき私が“自立神経失調症”になってしまったんです。それまで自分が一番末っ子で「かわいいかわいい」って言われていたのに、ある時急に妹ができて。妹はすごくかわいいし、お姉ちゃんとしてちょっかいをかけたいのに、「志穂が抱っこする」って言っても「まだ首が座ってないからだめ」、「ミルクあげたい」って言えば「余計なことしないの」って言われるでしょ。そうすると、自分が認められないのと、みんなが赤ちゃんの方にいってしまっているっていうことで自律神経をおかしくしてしまったんです。それで両親が「犬を飼ってあげるから、あなたはその犬を責任もって面倒みなさい」って。庭にあるボケの花にちなんで、ボケっていう名前の雑種の犬を飼ったんです。ボケのおかげで、病気も治ったし、すごく助けられたなって思います。

O.B. そういう経験を経てコワンちゃんと出会われたのですね。

橋本 犬がずっといる生活だったので、犬がいない生活っていうのは結婚してからが初めてだったんです。それがすごく寂しくて。でもマンションで飼えなかったんですよね。なので主人(ガダルカナル・タカさん)と「じゃあ一戸建てに引っ越そう」って、引っ越すことから始めました。実際引っ越しをして、「飼おう」って思ったら、丁度「厄年だから今は飼っちゃダメだ」って、3人もの占い師の先生に言われて。それで主人の厄と私の厄が重なっていたので、前厄・後厄含めて全部で4年間我慢しました。ようやく厄が明けたんで探しにいこうってなり、ある犬種を欲しいと思って、ブリーダーさんのところに行ったんです。丁度産まれた子がいるからっていうことで行ったのに、私達が芸能関係の仕事をしてるってわかると、「この子は柄の出が悪いからあげられない。」理由を聞くと「芸能人の犬だったらテレビとか雑誌に出る機会があるだろうから、一番いい犬を出してほしい」って。私たちすごく興ざめしてしまって。本当に家族として犬を迎えられたらそれでいいと思っていたので、また一から探しはじめたんです。丁度犬ブームいうところがあったので、それに乗っかるのは嫌だなって思っていて、縁があるまで待とうって話し合いました。保健所に行って、不幸な子を引きとってこようかーと話しをしていたら、偶然、明石家さんまさんが、お嬢さんのお誕生日プレゼントにあげたコーギーが子供を産むからもらってくれんか〜って飲み会の席で主人に話したそうで、そんなご縁で我が家にやってきたのがコワンなんです。

O.B. ヌーイちゃんはコワンちゃんの子供なんですよね。

橋本 そうなんです。出産のときはこの子はだれも教えていないのにちゃんと臍の緒を噛み切り、胎盤を破って、ペロペロ舐めて、呼吸を流して……。本能ってすごいなぁって思っていたら、ちゃんと面倒を見たのは最初の2〜3週間で……。あとはもう授乳拒否をしてしまって、子犬たちには一切近寄らなくなってしまったんです。だから私が母犬代わりになって、2時間おきにミルクをあげていました。1匹ずつ起きた順にミルクをあげるんです。ミルクを飲んだら遊ぶので、遊んでいる間に次の子にミルクを飲ませて……って6匹にやっていると1時間はかかるんですよね。それで終わってホっとしていると、最初にミルクを飲んだ子が起きだすの(笑)。もうずーっと一晩中それをやっていたので、しばらく何カ月間はほとんど寝ていない状態でしたね。

O.B. 橋本さんのように犬と暮らす方がいらっしゃる反面、実際に保健所にいる犬は飼い主に捨てられてしまった「ペット」犬が大半なんです。

橋本 今、子供の人口より犬の数の方が多いと言われている時代ですよね。これから益々少子化になると犬猫ももっと増えてくると思いますし、こういう問題ってもっと大きくなると思います。政府が取り組まなくちゃいけない問題ですよ。イギリスとかではペットショップでは犬を飼えないですよね。ペットショップで飼えるのは、リードとかおもちゃのグッズやフードだけで、という「命」はブリーダーさんからしか飼えないっていうシステムなんですって。日本はペットショップだと、「値下げ」とか書いてあるでしょ?それを見るだけでもすごくショックで。命の値段ってなに?って思ってしまう。あとは、犬を飼う人にも最低限のルールが必要。経済的な面はすごく大事。維持するだけでどれだけお金がかかるかって、人ひとりと変わらないくらいお金がかかるんです。保健所なんかにもらいに行くときもそうですよね。その人が飼えるかどうかをまず審査される。だれにでも譲っていたら、いつまでたっても問題は解決しないですし。飼う人も飼う前に本当に飼える経済力があるか調べられたらいいいと思います。本当にお金がかかりますからね。どれだけの子が、どのように殺処分されているのか・・目を背けたくなるようなドキュメンタリー番組を各テレビ局が作り、日ごろのバラエティはお休みしてでも、一斉に放送しなければいけない「動物愛護のウィーク」を設けるといいのにーと思います。1日限りではなく、長い期間かけて、動物愛護を訴えるの。絶対知らない人が多いと思うんです。まずは現状を色んな人に知って欲しいです。

O.B. 最後に、これから犬を飼おうとしている人にメッセージやアドバイスをお願いします。

橋本 犬を家族に迎えると思ってもみないような幸せがたくさん舞い込んでくるので、それはぜひお勧めしたいことですし、いっぱい幸せが待っていますよって言いたいんですけど、でもそれ以上にその倍の苦労があったり、努力しなきゃいけないことが増えるので、それを覚悟して下さいね。自分を犠牲にしなきゃいけないことがたくさん出てくるので。いっぱい犠牲を払えば払う程、幸せもそれ以上についてきます。一つの小さな命を幸せにするために100%の力を贈ってほしいですね。

『橋本志穂 オフィシャルブログ 』
http://ameblo.jp/hashimotoshiho/