ONELOVE すべての犬に愛と家族を。

special interview

M-1グランプリで優勝するなど、実力派漫才コンビとして知られるますだおかだ。そのツッコミ担当の岡田圭右さんは、じつは家族思いの父としても有名だったりする。というわけで、今回はその辺りを絡めつつ愛犬ライフついてのお話を伺ってみたわけだが、「家庭円満を支えているのは、僕よりも犬」という意外な答えが返ってきた!

芸人として「ONEスベリドネーション」とか、どうでしょう?

ONE BRAND(以下、O.B.) 岡田さんは、昔から犬はお好きだったんですか?

岡田 ええ、僕が幼稚園に上がる前の話なんですが、大阪の実家で秋田犬を飼ってたことがあるんですよ。それで、自然と犬に愛着を覚えるようになった感じですね。いまでも、オカンがいいますもん。「あんた、よう犬といっしょに犬小屋のなかで寝てたで」って(笑)。

O.B. じゃあ、いま3匹の犬を飼っていらっしゃるのも、自然な愛情からということなんですね。

岡田 いや、これがまたいろいろありまして……。最初に飼ったゴン(マルチーズ・オス)という犬は、16年前にいまの嫁と同棲をはじめたときに、いわゆる愛の証みたいな形で飼いはじめたんですよ。犬が好きだからというよりも、若気の至りの典型的パターンというやつです(笑)。

O.B. そうだったんですか。

岡田 まあ、とはいえ、ゴンはこれまでの二人の甘いところ、苦いところをすべて見てきており、ときにケンカしたときなんかは、ほんまにいい仲介役になってくれたりもした。彼がいなければ、いまの僕らはあり得ないかも知れない。だから、飼いはじめた理由はさておき、改めて「飼ってよかったなあ」って思わせてくれる存在になっていますね。

O.B. チョコくん(チワワ・オス4歳)とココアちゃん(トイプードル・メス3歳)は、どういうきっかけで?

岡田 ある日、僕が家に帰ったら突然おったんですわ。まず息子が「自分の犬を飼いたい」って嫁にねだって、それでチョコがやってきた。で、その1年後ぐらいに、こんどは娘が「私も飼いたい」って嫁にねだって、それでココアがやってきた。どっちも驚かされましたけど、僕も犬が嫌いじゃないから、まあ、ええかという感じで承諾したわけなんです。ただし、子どもたちには、「飼う以上は、責任をもって世話せなあかんで」って、そこだけはしっかりと約束させましたけど。

O.B. じゃあ、2匹のエサやり、トイレの世話、散歩は、それぞれお子さんがやっていらっしゃる。

岡田 はい。あ、でも、散歩だけはほとんど僕がやってますかね。3匹もちがう犬種の犬を連れて歩くのは、けっこう大変なことなんですが、僕は朝の時間がわりと自由に使える仕事をしているので、引き受けてる感じです(苦笑)。

O.B. なるほど(笑)。ところで岡田さんは、数年前に『ベストファーザー賞 in関西』を受賞されていますが、父として、犬を飼うことの子どもへの教育効果というものを意識されたことは?

岡田 あのベストファーザー賞はドッキリだと思ってたんですが(笑)。うーん、教育効果ですか。そうですねえ、まあ、結果論ですけど、犬を飼ったおかげで周りに対して思いやりがもてる子に育っているという印象はあるかな。たとえば長男はいま反抗期の真っ最中で、親に対してぶっきらぼうな受け答えをしたりするんですが、友だちや犬に対してはすごくやさしく接している。そういうのを見ると、親としてはかなりほっとしますね。

O.B. 犬は、奥さまとの仲をうまく取りもち、お子さんの情操教育も手伝ってくれているということですね。

岡田 そのとおりです。ある意味、ベストファザーは犬のおかげ。彼らによーく感謝しなくちゃいけません。

子どもたちに体感してほしい命の大切さ。

O.B. それだけ犬からゆたかなものをもらっている岡田さんにお聞きしたいのですが、平気で犬を捨ててしまう人がいる現状をどう思われますか?

岡田 ゆたかさをもらっている、もらっていないに関わらず、犬は命あるものですからねえ……。やっぱり最期まで責任をもって飼ってもらいたいですね。

O.B. 子どものころから命の大切さを知る教育は必要だという議論がありますが、これについては?

岡田 必要でしょうね。ただ、僕の経験上、知識の教育よりも体験して覚えることの教育のほうが大事なような気がしています。つまり、実際に生き物と接していけば、子どもって自然と命の大切さが感じ取れるようになるんと思うんですよね。

O.B. ちなみに私たちは、捨て犬などを引き取って新しい家族を探す活動をしている保護団体さんに、ドネーション(寄付)をする「ONE LOVEプロジェクト」というものを展開しています。こうした一連のアクションについては、どのようなご感想をもたれますか?

岡田 国がもっとこういう問題に税金を使ってくれればいいのになあって思ったりするので、民間の人たちがいろいろやっているって素晴らしいことだと思いますよ。できれば僕も、なにかお手伝いできればいいんですが、なにせお笑いを仕事にしてるもんですから、こういうシビアな問題にはなかなかフィットしない部分があったりして……。

O.B. いや、いや、そんなことないと思いますが。

岡田 もしかしたら犬好きのお笑い芸人をいっぱい集めて、お笑いイベントやって、そこで寄付金を集めるようなことはできるかも知れないですね。それで、舞台で一回すべったら、ONEスベリドネーションするとかのルールをつくるとか、どうでしょう? まあ、そのときは、僕が一番いっぱい寄付することになるんやろうけど(笑)。

岡田圭右(おかだけいすけ)

1968年大阪府生まれ。関西大国語大学短期大学部卒。サラリーマン生活を経て、93年に漫才コンビますだおかだ(松竹芸能所属)を結成。94年に第15回ABCお笑い新人ブランプリ、NHK上方漫才コンテストで最優秀新人賞を受賞。2002年にはM-1グランプリ王者にも輝いている。現在、日本テレビ『PON!』の木曜と金曜のMCを務めるなど、さまざまなメディアで活躍中。二児の父でもあり、07年には「ベストファーザー賞in関西」を受賞。

[INFORMATION]
「無欲 岡田がおかだである理由。」
あさ出版 1,365円(税込)
いたって普通な男が語る究極の生き方論!
『an weekly』の大人気連載
「ますだおかだ岡田圭右のあったかいとこでお読みください!」に大幅加筆を加えた一冊。


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