ONELOVE すべての犬に愛と家族を。

special interview

いまや国内に200もの店舗を構える『フレッシュネスバーガー』の創始者であり、現在も株式会社フレッシュネス代表取締役社長としてご活躍されている栗原幹雄さんは、チャリティーオークションに参加された際、殺処分される犬たちのサポートになればとONE LOVEへ落札金をご寄付いただきました。犬OKの店舗が多い理由や、愛犬家としての暮らしぶりなどお話をうかがいました。

ONE BRAND(以下、O.B.) 栗原さんが代表を務める株式会社フレッシュネスで展開している「フレッシュネス・バーガー」は、テラス席のある店舗が多く、愛犬家にも立ち寄りやすいですよね。

栗原 ありがとうございます。私たちフレッシュネス・バーガーのコンセプトは、「大人のバーガーカフェ」。全てのお客様に、新鮮な食材で作る美味しいハンバーガーや飲み物と共に、ゆったりと流れる時間を楽しんで頂きたいと願っています。
欧米では、散歩の途中に愛犬と一緒にふらりとカフェに立ちより、お茶や軽食を楽しんでいる人の姿をよくみかけますよね。フレッシュネス・バーガーもそんな風に愛犬家の皆さまに楽しんで頂ける店を目指しています。たとえば、お客様が連れてきた犬には水を出してあげるようにしていますし、リードを結ぶポールを設置している店も現在徐々に増やしているところです。もちろん、犬好きのお客様ばかりではありませんから、犬OKエリアとNGエリアはきちんと色分けして、結果的に全てのお客様にとって心地よい空間になるように努めています。ちょうど喫煙エリアと禁煙エリアを分けているのと同じ考え方ですね。

O.B. 栗原さんご自身も、愛犬家でいらっしゃいますよね?

栗原 はい。現在はタスマニアン・ラブラド―ルのララ(♀、3歳)を飼っています。その前はオールド・イングリッシュ・シープ・ドッグのボブ(♀)とララ(♀)を約12年間飼っていました。今では犬のいない生活は考えられませんが、実は犬を飼い始めたのは比較的遅くて、40歳代半ばの頃でした。ちょうど子供が独立して手がかからなくなり、寂しかったのでしょうか、知人の勧めで飼い始めたら、犬にすっかり魅了されてしまって、現在に至っています(笑)。

O.B. 社長として非常にお忙しい毎日を過ごされているとお聞きしていますが、ララちゃんと過ごす時間はどうやって確保してらっしゃるのですか?

栗原 確かに忙しいですが、最初に犬を飼い始めてから通算16年間、なんとか朝夕の散歩タイムだけは確保しています。今もたとえ雨だろうが雪だろうが、帰宅が深夜になろうが、ララの散歩だけは欠かしません。なぜなら、基本的に大型犬は室内では用を足さないからです。ララが我慢して待っていると思うと、どんなに疲れていても散歩に行かずにはいられません(笑)。
休日には、都内のドッグランにも連れて行きますし、ララとはよく外出して一緒に歩いたり、走ったり、遊んだりしていますね。長時間散歩することも多いので、途中でちょっとお茶が飲みたいな、休みたいなと思うことがよくあります。でも日本にはまだ犬連れで入れるカフェやレストランは少なくて、簡単にお茶すら飲めないことが多いですよね。今後、私たちフレッシュネス・バーガーでは犬連れでも気軽に立ち寄っていただけるような店づくりを進めていき、現状を少しでも変えていければいいなと思っています。

O.B. なぜ日本ではなかなか犬同伴OKの場所が増えないのでしょうか?

栗原 やはり町づくりに柔軟性がないからではないでしょうか。今の日本では「社会には色々なタイプの人が生活している」という前提での町づくりがされていないんです。
犬の問題で言うと、犬が嫌いな人もいれば、犬が好きな人もいますよね。なのに、犬の立ち入りを規制する場所は多くて、愛犬家のための場所は極端に少ない。特に都内では愛犬家の数がこんなに増えているのに、ドッグランや公園など、犬を思いっ切り走らせてあげられる場所は少ないままです。もっとも最近では人間の子供にまで公園で「ボール遊びをしてはいけない」「大きな声を出してはいけない」なんて規制しているほどですから、犬などもってのほかかもしれませんが(笑)。とにかく一方的な規制が多すぎます。分煙のように上手にエリアを分ければ、色々な人がもっと自由に楽しめる町になると思いますね。
もちろん、そのためには私たち飼い主がもっと責任感をもって犬を飼うことが大前提ではありますが…。

O.B. 飼い主の責任とはどういうことだとお考えですか?

栗原 まずは、「最後まで飼う」という覚悟をもつことではないでしょうか。命あるものを引き取って一緒に暮らすわけですから、その命にきちんと向き合わなければいけません。僕はララをオーストラリアのブリーダーから購入したのですが、購入前に審査があり、ブリーダーから「家の広さはどのくらいか?」とか「家に子供はいるのか」とかいろいろと尋ねられました。最初はちょっと面倒に感じましたが、質問に答えているうちに、自分なりに犬を飼う覚悟を再確認できたような気がします。一方、日本ではお金を持ってペットショップに行けば、誰でも一瞬にして「飼い主」になれます。購入する前にワンクッションおいて、犬を飼うことの楽しさだけでなく、大変さも理解できるような仕組みを作ればいいかもしれません。
また飼い始めたら、犬に最低限のしつけをしておくことも飼い主の責任だと思います。しつけができていない犬は、家庭ではともかく公共の場ではトラブルのもとになりがちですから、散歩や旅行など犬と一緒に外出を楽しみたい場合は、絶対にしつけが必要です。犬が社会の一員として幸せに過ごせるかどうかが、しつけの有無にかかっていると言っても過言ではないと思います。

O.B. 今回、栗原さんには、HEART BRIDGEのオークションでの売り上げをONE LOVEに寄付していただきました。私どもの活動にご理解、ご協力をいただけたこと、本当に感謝しています。

栗原 チャリティって本来は、人にアピールせずに秘かにやるものだと考えているので、オークションに参加するのは少々照れくさかったのですが、知人がわざわざ声をかけてくれたので、思い切って参加しました。僕が参加することで、「あ、犬とは関係のない異業種の人でもこういう活動をしているんだな、チャリティってやる気になれば誰にでもできるんだな」ということに、1人でも多くの人が気づいてくれたらいいなあと思っています。
それと「チャリティは金額の多寡が問題ではなくて、自分が無理なくできる範囲のことをすればいいんだよ」っていうメッセージも伝えたいなと思って、今回は敢えて自転車だけを出品しました。本当はもっと出品できるものがあるので、それはまた別の機会を見つけてチャリティに役立てたいと思います。
僕はこれまで犬に豊かな時間をたくさんもらってきたし、癒されてきました。その恩返しとして、これからも犬のためのチャリティ活動を自主的に続けていきたいと思っています。

栗原幹雄(くりはらみきお)


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