ONELOVE すべての犬に愛と家族を。

special interview

セレブでエレガントなUNO流スタイルで世の女性たちを魅了している神田うのさん。12年前にヨークシャーテリアのロケットくんに偶然出会ったことで、いきなりディープな愛犬家になったという経歴をもっている。単にかわいがるだけでなく、日本の愛犬文化の在り方にまで深く突き刺さる、その熱く鋭い視線に注目!

ONE BRAND(以下、O.B.) まず、愛犬のロケットくん(ヨークシャーテリア12歳オス)を飼われるようになったきっかけから教えていただけますか?

神田 じつは12年前、当時お付き合いしていた方から誕生日のプレゼントとしていただいたんですよ。

O.B. あ、そうだったんですか。

神田 はい。でも、そのときは私、すごく怒ちゃったんですね。「どうして命あるものをプレゼントできるの?」って……。だって、一度生き物を飼ったら、ちゃんと責任をもって育てなくちゃいけないじゃないですか。当時私は一人暮らしなうえにタレントの仕事もあったので、そういうのは絶対にムリだと思ったんです。

O.B. それがなぜお飼いになることに?

神田 最初は断固としてお返しするつもりだったんですよ。でも、ふと、この子の顔をよく見てみたらものすごく可愛いことに気付いてしまって、途端に気持ちが揺らいじゃった(笑)。それで、「よし、私が責任をもって面倒みよう!」って決意することになったんです。

O.B. なるほど。だけど、お忙しいなか、どうやって飼われていたんですか?

神田 海外はともかく、国内でのお仕事のときは、どこにでもいっしょに連れて歩いていました。散歩もエサやりもそのなかで全部こなす形にしたんです。テレビの本番中などはマネージャーさんに付いていてもらって、ケアしていましたね。

O.B. それは、大変そう……。

神田 でもね、いつも心を癒してくれていたから、逆に仕事の意欲が湧いたりして、とても助かっていたんですよ。しかも、このロケちゃん(ロケットくんの愛称)、私の守護神にもなってくれたので、そういう意味でも貴重な存在だった。じつはこれまで、仕事や私生活でいろんな人とお知り合いになる機会があったんですが、不思議とロケちゃんが懐かない方とはうまくいかない感じがあったんですよ。で、後になって、「ああ、あのとき深くお付き合いしないでよかった」と思わせるような事件がたびたび起こったりして……。

O.B. へえ、すごい話ですね(笑)。ちなみに、ご結婚されたご主人とロケットくんとの相性は、どうだったんでしょう?

神田 あ、もう、ぜんぜん問題なし。最初からバッチリでした(笑)。

捨て犬問題は、元から正すべきなんです!

O.B. どんなきっかけであれ、一度飼ったら責任をもって飼いつづける姿勢を貫かれた神田さんにお聞きしたいのですが、いま日本には年間10万頭近くの捨て犬が殺処分されるという現実があります。これについてはどうお感じになりますか?

神田 なにより、犬を捨てる人たちが許せませんよね! モノのように気軽に買っておいて、飽きちゃったから捨ててしまうというのは、無責任もいいところです。みんな、「保健所が安楽死させてくれるから」っていう風に考えて、自分は手を汚さないつもりで捨てているんでしょうけど、そういう心のもち方そのものがイヤ。

O.B. なかには、やむを得ない事情で飼えなくなるという人もいるようですが。

神田 そうなんでしょうね。でも、だからこそ、ペットショップなんかで犬を買う人がいたら、その時点で厳しく審査されるようにすればいいと思うんですよ。人格はもちろん、家族構成、労働時間、経済状態も全部調べて、末永く飼えるかどうかを判断するというようなシステム……。もちろん、その一方で、ペットショップやブリーダーにもオーディションが必要でしょうね。ビジネスオンリーじゃなくて、いい愛犬文化のこともきちんと考えられる人だけが営業できるようにするといった規制を設けるべきだと思います。

O.B. 元から正していかないとダメというお考えですね?

神田 はい、その通りです。あとは、社会にもっと犬と楽しく暮らせるような環境が整えば、犬を捨てる人が減っていくんじゃないかな、とも思っています。欧米なんかでは、カフェはもちろん、犬といっしょに過ごせる場所がいっぱいあるじゃないですか。つまり、社会全体から犬が家族同然に扱われていて、犬を飼っている人にとってはとても過ごしやすい環境になっている。もし、日本もそうなってくれれば、きっと状況は好転するような気がしますね。

自分にできる範囲で社会貢献していきたい。

O.B. ところで、神田さんは、ネパールの貧しい子どもたちに文房具を贈ったりしているほか、スマトラ沖地震ときには募金をされるなど、たびたび社会貢献活動をされているようですね。

神田 私は「みんなで生きている」という考えをもっていて、困った人たちがいたら、なんとかしなくちゃって思ってしまうところがあるんです。それで、ときおり寄付や募金したりしているわけです。ただ、そんなに大袈裟なことをやっているわけじゃないんですよ。日ごろからの500円玉貯金を寄付する程度(笑)。自分ができる範囲での活動に終始しています。

O.B. でも、そうしたボランティア精神の発露は、素晴らしいことです……。そんな神田さんに、捨て犬の新しい家族を探されている団体さんの活動はどう映っているんでしょうか?

神田 頭が下がりますね。注がれているエネルギーのことを考えれば、すごい大変なことをやっていらっしゃると思われ、敬意すら感じてしまいます。私にはとうてい真似はできません。

O.B. もし神田さんなりに、なにかお力をいただくとしたら、どんなことになるでしょう?

神田 こうしてONE LOVEブレスレットを購入してドネーションに参加することはもちろんですが、私が芸能人であることから、メディアを通して捨て犬問題を少しでもたくさんの人たちに発信していくことができればいいのかなって思います。

O.B. 心強いお言葉です。

神田 でも、口でいうだけじゃダメだから、とりあえず今晩、ブログ『UNO’s Fashion Diary』に、捨て犬問題に関する意見をはっきりと書いておきますね(2009年11月9日付の記事「愛犬家UNO」)。今日は、久々にすごく問題意識が沸き起こっちゃったので、ちょっと過激な内容になるかも知れませんけど(笑)。

神田うの(かんだうの)

1975年東京都生まれの神奈川県育ち。14歳でモデルデビューし、19歳で芸能界に転身。美しい容姿、天真爛漫な性格、頭の回転の速さで一躍人気者に。以降は、芸能活動ばかりでなく服飾デザイナーとしても活躍するなど、さまざまな分野で才能を発揮しつづけている。2007年に結婚したことから、現在は、セレブなミセスとしてのUNOスタイルが世の多くの女性たちを魅了中。

『神田うの公式サイト』
http://www.spacecraft.co.jp/uno/
『UNO`s Fashion Diary』
http://ameblo.jp/unokanda/