ONELOVE すべての犬に愛と家族を。

special interview

結婚・出産を経て、現在は働く1児の母として忙しい毎日を送る山田花子さん。犬のお世話をまかされていた幼いころの思い出や、息子さんと愛犬ジュリエットとの関係など、楽しく、真剣に、語っていただきました。今回花子さんが見せてくれた素顔は、テレビや舞台で活躍する姿とは正反対(!?)の、とてもシャイで物静かな一面。さらに、ほんわかしたキャラクターのなかにも、ママとして、飼い主として、大らかな愛情とブレない強さも感じることができました。

「愛犬は、息子のお姉ちゃん」
「息子には犬と一緒に育ってほしい」
そんな気持ちで育てしています。

ONE BRAND(以下、O.B.) 花子さんは子どものころから犬を飼われていると伺いました。

山田 はい。昔は野良犬があちこちにいたので、いつもお兄ちゃんがどこからか子犬を拾ってきました。でも、お兄ちゃんは拾ってくるだけであまり世話はしてくれないんです。犬のことは全部私がやっていました。

O.B. 当時のことで思い出深いエピソードがあれば教えてください。

山田 私が中学生らいのとき、お兄ちゃんがセントバーナードを飼ったんです。しばらくして今度はマスチフを連れてきました。それで庭を改造して、一気に2頭飼っていたんです。でも、お兄ちゃんはすぐに面倒見なくなったので、結局、お世話はいつも通りに私が。

O.B. やっぱりその流れに(笑)。大型犬2頭となると、お世話が大変だったんじゃないですか?

山田 体が大きいし、力も強いからとても大変でした。よく庭から脱走して近所の人に怒られたり……。でも、人に威嚇したり、怒ったりすることはなかったです。ただ、じゃれてくるだけでも大変で。犬たちは遊びのつもりでも、立って抱きつかれたりすると何しろ大きいから。あ、あと、ご飯のとき、鶏の頭を食べるんですよ。

O.B. え、鶏の頭ですか!?

山田 ドッグフードだけだと栄養が摂れないってことで、お店に行くと大型犬のフードコーナーに鶏の頭が売ってるんです。1日1回あげるんですけど、それを楽しみにしていたみたい。

O.B. 2頭のおかげでいろいろな経験をされたんですね…。ご自分で最初に飼われたのは?

山田 ジュリエット(チワワ、メス3歳)が初めてです。犬はずっと飼いたかったんですけど、働きだしてから長くひとり暮らしだったので、なかなか。長時間お留守番させるのは可哀想だし、環境が揃わないと飼ってはいけないと思っていたので。結婚してようやく飼えました。散歩の時間も考えて小型犬を選びました。

赤ちゃんが産まれて環境が変化
愛犬の焼きもちは大らかに受け止めた

O.B. お子さんが産まれて家族が増えましたが、ジュリエットちゃんはどんな様子でした?

山田 最初は焼きもちがすごかったです。わざとスリッパにうんこしたり、赤ちゃんに向かって吠えたり……。手を出したりはしないんですけど、赤ちゃんが寝てるときに限って吠えて泣かしちゃう。起きてると吠えないんですよ。

O.B. 今は落ち着いているんですか?

山田 1年くらい経ってから落ち着いてきたと思います。子どもがハイハイするようになって、ジュリエットを追いかけ回したりするようになってから、やっと負けを認めたみたいで(笑)。子どもが1歳5ヶ月になって、ジュリエットも今では自分の居場所を分かっている感じです。一定の距離を保っているというか。子どもが投げたおもちゃをジュリエットがとってきたり、子どもがソファに寝てると一緒に並んでお昼寝したりしています。

O.B. それは可愛いですね! でも、赤ちゃんがいるとアレルギーなどを心配される方もいると思いますが、お子さんが小さいうちは犬との共同生活で神経質になってしまう事はありませんでしたか?

山田 なかったです。子どもには犬と一緒に育ってほしいっていう思いがあったので……。

O.B. 初めての子育てに加えて愛犬のお世話もある生活、大変と感じたことは?

山田 特に……。今まで通りで変わらないです。しばらくすれば落ち着くかなって。

O.B. 愛犬と赤ちゃん、自然な形でライフスタイルを確立されたことに花子さんの愛情を感じますね。さて、このたび犬との生活をもっと楽しくするサイト『ワン!ダフル』がオープンしますね。犬好き芸人の皆さんによる楽しいコーナーがたくさん企画されているなか、花子さんは今回〝お散歩上手になるためのトレーニング〟を体験されていますが、感想を教えてください。

山田 何歳になってもトレーニングはできるというトレーナーさんの言葉が印象に残りました。犬との関係で困ったとき、手放すことを考えるんじゃなくて、こうした施設を利用したり、相談できる場所があることをたくさんの人に知ってほしいです。悩みを解決する方法はひとつじゃないことを私も伝えていきたいです。

O.B. もし身近な人に犬を飼うことを相談されたら、どんなアドバイスをしますか?

山田 その人が一人暮らしだったら、犬が可哀想だから我慢しなさいっていうと思います。頼れる人がいたほうがいいし、飼いたいっていう気持ちだけじゃダメだと思うから。飼いたいのなら頼れる人や場所を見つけておくことは、終生飼育を考えるときに大切なことですよね。

O.B. それでは最後に、花子さんにとってジュリエットちゃんはどんな存在ですか。

山田 家族、です。外出や旅行も犬と行けるところを探したり、なるべく預けたりしないで長く一緒にいたいって思います。今までジュリエットはお散歩が上手にできなかったんですけど、今回教わったトレーニングを続けて、これからは家族みんなでお散歩を楽しめるようになれたらいいな。トレーニング頑張ります!

山田花子(やまだはなこ)

1975年生まれ、大阪府出身。中学在学中からタレント活動を始め、88年に吉本興業に所属。吉本新喜劇で人気を博し、以降はバラエティ番組をはじめドラマ、CM、映画、舞台などで幅広く活躍。2010年、レッスンを受けていたトランペット奏者である福島正紀さんと結婚し、2012年、第1子となる男児を出産。産後3ヶ月で復帰後も出産前と変わらぬキュートなキャラクターでお茶の間を楽しませている。

ワンコのようちえん Brown
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