ONELOVE すべての犬に愛と家族を。

special interview

プロゴルファーとして活躍している松澤知加子さんは、子供の頃から犬が大好きで家族の中でも率先して犬たちの世話をしていたそうです。今はどちらも12歳になった、ミニチュア・ダックスフンドの「イブ」ちゃんと、ミニチュア・シュナウザーの「ラブ」ちゃんと暮らしています。2人の男の子のお母さんでもある松澤さんに犬達との暮らしについて、ご自身がかつて経験された愛犬との別れについてもお話をうかがいました。

ONE BRAND(以下、O.B.) 松澤さんは現在2匹の犬と暮らしておられますが、それまでに犬を飼った経験はおありでしたか?

松澤 生まれたときから犬は傍にいました。物心ついた当時には、庭で飼っていた「ゴロー」という雑種の犬がいて、私が外に出かけると心配だったのかずっと後をついて来てくれました。私が幼稚園の頃に姿が見えないなと思っていたら、庭に横たわっていて・・・老衰で亡くなりました。その後には兄と一緒に雑種の犬を拾ってきて飼っていました。その子は「ムク」という名前でしたね。ムクは家に来て2日目に姿を消したことがあったんです。

O.B. 脱走しちゃったんですか?

松澤 気が付いたらいなくなっていたんです。急いで近所を探したら他所の家の子がムクを連れていて。私は返して欲しかったので「ムクは私の犬だ!」と言ったのですが、お互いに言い合いになっちゃって。結果的には私の家に来ることになって本当に嬉しかったですね。そんな感じでずっと家には犬がいて、調子が悪くなると病院に連れて行ったり、最期を看取るのは私でした。獣医さんから「薬で安楽死させますか?」と聞かれたんですけど、そんなこと出来ない!って家に連れて帰って、看病したこともありました。

O.B. 愛犬の最期に立ち会って、きちんとお別れすることはとても重要なことですよね。

松澤 その後は、室内犬を飼おうということになったんです。私は黒いトイプードルが欲しかったんですよ、毛が抜けなくて飼いやすいと聞いていたので。でも大の犬好きだった父がお店でミニチュア・ダックスフンドを抱き上げたら、顔をペロペロと舐めたそうで、それでこの犬にしよう!と決まってしまって。私は「えー、欲しい犬じゃない」って思いましたけれど・・・。その時に、父と同じ誕生日、11月1日生まれのミニチュア・シュナウザーのお店にいて、その子まで飼おう!となって、結局は2匹の犬が我が家にやってきたんです。家の中で犬と暮らすことが、初めての体験だった我が家にとっては本当に楽しいことばかりで、もっと犬を飼おう!ということになって、その後に家に来たのがイブなんです。結果的には2匹のミニチュア・ダックスフンドと2匹のミニチュア・シュナウザーが家族になりました。

O.B. イブちゃんとラブちゃんとは、お子さんが生まれる前からの付き合いになるんですね。

松澤 そうですね、私が独身時代から飼っていた犬なので。子供が生まれる前は、ツアーをまわっている時にも『犬が家にいるから早く家に帰りたい』って思ったりしましたけれど、今はやっぱり子供の方が優先になっちゃっていますね。子供たちにとっては、いい遊び相手なんだと思います。犬たちはほとんど自分のスペースで寝て過ごしているんで、子供に構われるのは迷惑みたいですけれど。特に、下の3歳の子は容赦ないですから、たまに甘噛みされたりして。私は、イブちゃんとラブちゃんはもうお婆ちゃんなんだし触る時もそっとね、大事にしてねって話してます。10歳になる上の子はとても優しくて、犬たちも大好きみたいで傍によって行ってはペタッとくっ付いてますね。

O.B. ずっと犬と暮らしておられる松澤さんにとって、犬が飼えなくなったから手放すという選択をすることについては、どう思われますか?

松澤 家にいた4頭の中で私が一番可愛がっていたメリーという黒いミニチュア・ダックスフンドがいたんです。上の子供を産んだときに、メリーが赤ん坊の顔を舐めたので厳しく叱ったことがあったんです。そうしたらメリーは怒られた理由が分からなかったのか、自分がどうしたらいいか分からなくなってしまったようで、一日中、家の中をウロウロと歩き回るようになってしまって。ノイローゼになってしまったんです。それで近所のペットショップの方に相談したら、環境を変えたほうがいいから自分が引き取ってあげるよ、と言ってくれたので、メリーが楽になるなら、メリーのためにと引き取ってもらったことがあるんですよ。このことは私にとっては凄く大きな出来事で、今でも重くのしかかっています。私も手放したことには違いないので。

O.B. そうでしたか。でも次に大切に飼ってくださる新しい飼い主さんを見つけて譲られたのであれば、飼育放棄したのとは違いますし、メリーちゃんは幸せになったのですよね?

松澤 その後は精神的にも落ち着いて、幸せに飼ってもらったと聞いているのですが、私に捨てられたとメリーは思っているんじゃないか?と考えると、本当に可哀想なことをしてしまったなと。その後、病気になったと聞いたのですが、私の顔をみるとまた精神的に混乱するんじゃないか?と思うと顔を出すことも出来なくて・・・。

O.B. 松澤さんのように犬の気持ちを思い遣れる飼い主さんばかりであれば、殺処分が行われることはなくなると思います。

松澤 殺されることが分かっていて捨てるなんて、それは絶対にダメですよね。自分が大切な命を手放したっていう事実は一生残るんですから。気軽に命を捨てる人の気持ちは、正直、分からないです。3日も飼えば情が沸くだろうと思うのですが・・・、友情とか愛情とか感じないのかなぁ・・・。そういう考えじゃ人間関係も上手く築けないんじゃないですかね?犬を捨てたらその犬がどう思うか、犬にも気持ちがあるんですから。事情が分からない犬にとっては、本当に不安な思いをするはずですよね。それに捨てた犬から自分がどう思われながら生きていくのかを考えて欲しいですね。脅すわけじゃないけれど、犬にだって想いや、念があるでしょうから・・・我が身に降りかかってきちゃうはずですよ。だから絶対に犬を捨てるなんてダメなんです。

松澤知加子さん(まつざわちかこ)

『松澤知加子さん プロフィール』
http://www.horipro.co.jp/talent/SC013/


SUPPORTER サポーター募集中!

詳しく見る

累計寄付金額46,211,799円

寄付実績

パートナー