ONELOVE すべての犬に愛と家族を。

special interview

「散歩は犬のための時間。100%の気持ちを犬に向けてあげること」今でもこの言葉は胸に刻まれています。 昔から動物が大好きだったという大原かおりさん。幼い頃から犬と暮らすことに憧れ、念願叶って現在の愛犬である銀次社長くん(トイプードル歳オス)と巡り会うことができました。また、自身がデザイナーを手掛けるドッグブランド“Otty”は、立ち上げから今年で年目を迎えます。公私ともに犬との関わりが深い大原さんに、幼い頃のお話や愛犬とのエピソードなど、じっくりお伺いしました。

ONEBRAND(以下OB) 幼い頃から犬が好きなんですか?

大原かおりさん(以下大原) 子どものときから犬が大好きなんですけど、小学生の頃は両親が青果店を営んでいたので、衛生上の問題で動物を飼うことができなかったんです。それで、土日のたびに犬を飼っているいとこの家に遊びに行って、一緒に散歩をさせてもらってたんですよ。一緒に散歩して、夜は一緒に寝るのが大好きでした。私にとっては一週間に一度のその時間がすごく楽しくて、散歩の時は夢中でリードを引っ張って走り回ってたんです。犬のこともよく考えずにね。そしたら「今は犬の時間だから、気持ちを犬に100%集中させないとダメなんだよ」って、いとこに教えてもらったんです。「犬が立ち止まったら一緒に立ち止まること。それは、匂いを嗅ぎたかったり、オシッコをしたかったり、立ち止まるにはきちんとした理由があるから、ちゃんと犬を見ていてあげないとね」って。自分が楽しいだけで犬をきちんと見ていないと、たとえば道路から急に車が出てきたら危ないし、万が一、命が危険にさらされたらせっかくの楽しい生活も台無しになっちゃう。そう言われてすごく心に残りました。ホントにその通りですよね。

OB 身近な方に犬との関わり方のひとつを学んだんですね。

大原 はい。その親戚の家には昔から犬がいて、いとこや叔母さんにいろいろ教わりました。いとこは乗馬が好きで、夏休みになると清里にファームステイに行ってたんですけど、私も小学校高学年くらいになると一緒に連れて行ってもらってました。毎朝5時に起きて馬のお世話をするんです。ご飯をあげて、お水をあげて、小屋を掃除して。お客さんが来たら馬に乗せて、場内を一周する。そこには馬だけじゃなくて、鶏や羊たちもいて、楽しかったですね。私、犬好きっていうよりは動物が大好きなんですよね。小学生のときはいつも飼育委員だったし(笑)。

実家では環境の面で犬と暮らすことはできなかったけど、お休みになれば家族でしょっちょう奥多摩に遊びに行って、昆虫をとったり、川で沢ガニや魚を捕まえたり、いつも自然のなかで生き物たちと遊んでました。

OB 初めて犬と暮らしたのはいつのことになりますか?

大原 13年前になります。初めて一緒に暮らした犬が銀次社長なんですよ。

アメリカに撮影のお仕事で行ったとき、可愛い雑誌が目に留まってなんとなくページをめくって読んでたんです。そしたら、すっごく可愛いベアカットのトイプードルが載っていて、私、すっかりひと目ぼれしちゃったんです。でも、その頃ってトイプードルは日本ではまだ馴染みがなくて、犬種が分かる人が周囲に誰もいなかったんです。私自身も、そのコたちがトイプードルだなんてこと知らないから、とりあえず雑誌の切り抜きを持ち歩いて、会う人会う人に訪ねてまわりました。そうして1年以上経った頃、やっと知人の紹介で子犬だった銀次と出会うことができたんです。

ひとりでは難しいことも、みんなで一緒に
楽しくてハッピーなゴールを目指したい。

OB 初めての犬との暮らしはいかがでしたか?

大原 最初は本当に慣れないことばかり、分からないことばかりで大変でした。ネットでも本でも今ほど犬に関する情報がなかったですし。というか、あったとは思うんですけど、たとえば犬の飼い方の本を探してみても、楽しく読めるようなものは見つけられなくて。今より選択肢が少なかったと思います。

とにかく犬と実際に暮らしている友人にいろいろ聞いて実践しました。それでもトレーニングは大変なことも多くて、そんなときは、幼い頃にいとこに教えてもらった「散歩は犬の時間。犬のことをずっと考えてあげて」っていうあの言葉を思い出して、心の中でずっと頼りにしていました。

子犬の頃はお仕事の現場に銀次も一緒に連れて行くことが多かったです。そういう場所でも銀次はお利口さんでいてくれて、そうそうたる大物芸能人の方々にホントによく可愛がってもらいました。通常なら挨拶するだけで精一杯というような大先輩の方にも銀次をキッカケに仲良くしていただいたり、今でも大切な繋がりが築けているのは銀次のおかげだったりするんですよ。犬って、人と人を繋ぐ存在でもあるなって思います。

OB そんな銀次くん、大原さんにとってどんな存在なんでしょうか。

大原 それはかけがえのない存在です。悲しい気持ちでいるときに寄り添ってくれたり、泣いてるときに涙をぺろぺろ舐めてくれたりするとき、心からありがとうって思います。元気づけてくれてるのか、癒してくれてるのか、銀次がどこまで分かって行動してるか分からないですけどね。それからこのコ、目覚まし時計が鳴っても私が起きずに寝ているとき、必死になって起こしてくれるんですよ。まるでレスキューみたいに。そのおかげで今までに何度と遅刻せずに助けられたか。それも感謝です(笑)

OB 現在、大原さんが手掛けるドッグブランド〝Otty〟とONEBRANDが一緒に組んで、あるプロジェクトが進んでいるんですよね。

大原 はい、コラボしてラインスタンプを作っている最中なんです。たくさんの人に喜んでもらえると嬉しいです。

OB 売り上げの一部は犬たちのために寄付されると伺いました。

大原 ひとりでは難しいことも、みんなで一緒に頑張っていけたらいいですよね。今回の企画も、みんなが楽しくてハッピーに!という思いを込めて、作る側も楽しみながら、もちろん使ってくださる方にも喜んで頂けるように頑張りました。今、目の前にある自分にできることを、ひとつずつやっていきたいです。犬たちのために何ができるか、私にできることを私なりに見つけて続けていきたいと思っています。

大原かおり(おおはらかおり)

1976年2月、東京都生まれ。96年にデビュー後、バラエティ番組を中心にブレイク。CM、ラジオ、舞台など幅広い分野で活躍し、グラビアアイドルとして写真集やビデオでも人気を博す。2005年には幼少の頃からの犬好きが高じて、自身が企画・デザインを手掛けるドッグブランド『Otty(オッティ)』を立ち上げ。
「人と犬の間に幸せなコミュニケション」をコンセプトに、犬服から小物雑貨まで幅広いラインナップを展開。多くのファンを引き付けている。