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ONE LOVE Info

2014.10.17(金) 18:45:26

一般財団法人ヒューマニン財団が取組む「GMaCプログラム」のご紹介(前編)

先日、ご縁あって一般財団法人ヒューマニン財団を取材させて頂きました。当財団はペットの殺処分ゼロを目指す「ペッツ・エイド・ジャパンプロジェクト」の一環として、社会に貢献する犬を育成する「ヒューマニンペッツ育成プログラム」を実施しています。その中で、7月よりスタートした少年院に収容されている少年が保護犬を訓練する八街少年院プログラム「GMaC」というユニークな取組みを2回にわたってご紹介します。

 

ONE LOVE)GMaCプログラムとはどういった取り組みなのでしょうか?


ヒューマニン財団 理事 大塚敦子さん(以下、大塚)GMaCというのは、Give Me a Chance (僕にチャンスを)という英語の頭文字をとって私たちが考えた造語で、犬たちには生きるチャンスを、少年たちには立ち直るチャンスを、という意味を込めています。動物介在活動の先進国アメリカでは、刑務所や少年院などの施設において、補助犬の育成・訓練プログラムなどがさかんで、殺処分される運命にあった犬たちを引き取り、基本的な訓練を施して新たな家庭を見つけるという活動も行われており、一般市民からも高い評価を受けています。日本の少年院でもこのような活動ができないだろうか、と考えていたところ4年前、カリフォルニアの少年更生施設で介助犬訓練プログラムのインストラクターをしていたドッグトレーナーの鋒山佐恵さんに出会いました。

2012年、少年院における動物介在活動の可能性を検討する会が法務省で立ち上がり、さっそく米国の鋒山さんと相談しプログラム案を提出したところ、法務省から前向きな返答をいただくことができました。そしてこの新しいプログラムの導入に、千葉県の八街少年院が手を挙げてくれましたので、帰国後千葉県に居を移した鋒山さんをインストラクターとして、今年7月から試験的にGMaCプログラムを開始することができたのです。

 

ONE LOVE)少年院で行われるプログラムの内容はどういったものなのでしょうか


大塚)プログラムは全48単元に分けられ、カリキュラムが組まれており、週4日間、90分間の中で、座学と実際のトレーニングを行っています。

座学では、基本的な犬との接し方から、信頼関係の築き方、犬の行動学に基づく犬の学習方法、健康管理の基本、また保護犬について等が主な内容です。実際のトレーニングでは、家庭犬のしつけをメインにSit, Down, Stayなどのコマンドを約20個、また、リードを引っ張らずに歩く、グルーミング等の訓練も毎日行っています。

第一期では3組のペアがGMaCプログラムに参加しましたが、やはり、それぞれのペアで出来ないコマンドや苦手なコマンドが出てきます。自分たちで考え、苦手なことを克服するフリーの時間もとり、中間と期末には応用を含むペーパーと実技の試験も行っています。

 

ONE LOVE)たくさんの人とのご縁と、大塚理事や鋒山インストラクターはじめ、財団の方々の熱意で実現したGMaCプログラム。しっかりとしたカリキュラム構成で、少年と犬たちが本気で向える環境であることが伝わってまいります。
(次回、後編に続きます)

ドッグトレーニングインストラクターの鋒山さん

 


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