ONELOVE すべての犬に愛と家族を。

ONE LOVE Info

2014.10.20(月) 17:53:35

一般財団法人ヒューマニン財団が取組む「GMaCプログラム」のご紹介(後編)

前回に引続き、少年院に収容されている少年が保護犬を訓練する八街少年院プログラム「GMaC」に取組んでいるヒューマニン財団さんの取材記事の後編です。

今回は、プログラムを受けた少年たちにどのような変化が見られたのか、また、今後の展望などについてお伺いいたしました。

 

ONE LOVE)プログラム受講中の少年たちの様子はいかがですか?

大塚)毎日とても生き生きと楽しそうに受講してくれています。もちろん壁にぶつかることもありますが、投げ出さずに出来るようになるまで、考え、工夫し、初めて出来たときはとても喜び、犬への愛情も深まっているように見えました。皆それぞれ真剣に向き合ってくれていると思います。

 

 

ONE LOVE)プログラム開始から3月が経ちますが、少年たちの犬との接し方に変化はありましたか?

大塚)それぞれの犬たちの個性や成長を見るたびに、少年たちの表情もやわらかくなり、トレーニングに対する意識も向上しています。また、犬たちも、少年たちとのトレーニングを毎日楽しみにしているように思います。初めの頃は少年たちからあまり質問もありませんでしたが、時間が経つにつれて、質問の数も増えて来ました。少年たちも犬も、毎日見ていても分かるくらい成長しています。

犬のトレーニングを取り入れたプログラムの良い所は、犬たちの成長や成果を、自分の成長や成果だと思うことができる所です。そして、自分も努力すれば変わることができるということを、自分の担当している犬を見て学ぶことができます。それは、今後彼らの、セルフエスティーム(自尊心)を育むことにも繋がっていきます。また、犬を育てることに対する責任感を持つことや、苦手なことにも向き合い、諦めず挑戦することも、少年たちはプログラムを通して学んでいます。

 

ONE LOVE)今後の展望をお聞かせください

大塚)GMaCプログラムのスローガンは、「Training for Life」というものです。それには (1)殺処分されたかもしれない犬たちが訓練を受けてよい家庭犬となることで命を救われ、幸せな一生をまっとうできるように、(2) 少年たちが訓練をとおして社会生活に必要なスキルを身につけ、よりよい人生を送れるように、という二つの意味が含まれています。GMaCプログラムによるTraining for Lifeが役立つのは、少年院の少年たちに限りません。社会的スキルの習得を必要とする青少年を支援するさまざまな場―たとえばフリースクールや児童養護施設など―での取り組みが可能だと考えています。ぜひそのような場にも広げる可能性を探っていきたいと思います。

 

ONELOVE残念ながら今回、実際の少年院での訓練風景を取材することはできませんでしたが、大塚理事のお話からは、活き活きと訓練に取組む少年と保護犬たちの様子が伝わってまいりました。

近年、ペットセラピーなど動物介在介護も日本で徐々に普及してきており、動物と接することで人の精神や健康に与える影響が注目されています。GMaCプログラムのような取組みも、今後ますます広まっていくことでしょう。

一般財団法人ヒューマニン財団 http://humanin.or.jp/

 

代表理事の寺山智雄氏


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